埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1524
■ 種類 国際学会プロシーディング
■ タイトル
Occurrence of perfluorinated compounds in effluent from large and small scale wastewater treatment plants in Saitama, Japan
■ 著者   Mamoru Motegi  埼玉県環境科学国際センター
  Kiyoshi Nojiri  埼玉県環境科学国際センター
  Yuichi Horii  埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2012
■ 誌名・巻・号・年 Organohalogen Compounds, Vol.74, 235-238, 2012 32nd International Symposium on Halogenated Persistent Organic Pollutants, 2012
■ 抄録・要旨 埼玉県内の7カ所の下水処理場と10カ所の農業集落排水処理施設について、放流水中のPFOS、PFOA及びそれらの11種類の前駆物質濃度をLC/MSで測定し、一人あたりのPFOS、PFOA日排出量を評価した。PFOSとPFOAは全ての放流水から検出され、農業集落排水処理施設よりも下水処理場で濃度が高くなる傾向が見られた。放流水からは一部の前駆物質も検出されたが、それらの濃度、検出頻度はPFOS、PFOAよりも低かった。一人あたりのPFOS、PFOA日排出量の平均値は、下水処理場でそれぞれ3.23、7.25μg/人/日、農業集落排水処理施設でそれぞれ0.82、4.30μg/人/日であり、いずれも下水処理場で高かった。これは、農業集落排水処理施設が生活系排水のみを処理するのに対し、下水処理場は産業系排水も併せて処理しているためかもしれない。
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